私たちについて

Curtain choise -- カーテン選び 常識の“ウソ”(Page 01)

ヘッダ

あな恐ろしや・・・「カーテンレールが化ける」怪。

最近のお客様は商品知識も豊富でいらっしゃるのですが、カーテンレールについてはデザイン優先で、品質については無頓着な方が多いようです。特に人気の『木製カーテンレール(ポール)』については、よく「他店で取り付けてもらったんだけどトラブルで・・・相談に乗ってもらえるかしら?」という方がお見えです。どんなトラブルかというと、1. レール本体が湾曲したり、大きく反ったりする。2. リングランナーが割れる、欠ける。3. エンドキャップが割れる、欠ける。4. レールの滑りが異常に悪くなる。というもの。については3ヶ月に1度のワックス掛けをオススメしていますが、については材質そのものが木であることに起因することです。メーカー品の半値以下で購入できる商品の一部に『価格重視で品質二の次』の粗製乱造品が増えているようです。簡単に言えば、原因は1. レールに向いていない材質を使ったり、2. 乾燥期間が短い、ということがほとんどです。「せっかくいいカーテンを仕立てたのにガッカリ・・・」ということにならないためにも、カーテンレールについてもしっかりチェックする眼をもって頂ければ・・・と考えております。

カーテンの「%(パーセンテージ)」の謎・・・(二題)

その1・・・「ウォッシャブルカーテンと聞いていたのに、家で洗濯機で洗ったら縮んだ!」 ウォッシャブルカーテンとは、「洗濯機で5回洗っても寸法変化率が1%以内」という基準を満たしたもの。逆に言うと、1%縮んでもウォッシャブルの表示を付けることは可。これは丈2mのカーテンが2cm縮んでも基準上はOKということにんります。
その2・・・「値引き」の怪。他社で70%引きだと言われたのに、どうしてここは30%しか値引きしてくれないの? カーテンは取り扱いメーカーによって仕入れの基準がバラバラです。定価の高い商品は仕入れ率が低く、大幅に値引きが可能で、定価の安い商品は仕入れ率が高くあまり値引きできなくなっています。定価はメーカーで勝手に付けているため、値引き率が高いほどお客様にとっては安いとは限りません。むしろ、値引き率の高い商品ほど我々の儲けも大きいのです。「7割引より安い3割引」というケースもありますので、割引率に惑わされないようにしましょう。

「シワシワ怪人出現!?」
「カーテンって、シワが有ったらいけないの?」

こんな事がありました。新築のお宅ご入居の奥さまよりレースカーテンのご注文。ご希望は広幅の裾柄の物で、あるメーカーを指定されたのですが、大変きれいな商品でしかもお手頃。ただ私どもの店ではお勧めしませんでした。なぜならそれは輸入品でその国の商品は糸のせいか「パリパリ」でボイル調の商品は、たたみシワが多く、取れにくいのです。 事情を話したのですが聞き入れてもらえず、購入されました。いざ納品して、数日経って、ご主人から呼び出し! 案の定シワのクレームです。ご購入に際して充分ご注意申し上げた旨、ご説明申し上げましたがご納得頂けず、「プロならシワのないように納品するのが当たり前」と・・・。巾4メートル、丈2.4メートルのカーテンをたたまないで、どうやって運ぶのですか? よっぽど「新しいYシャツにはシワが有りませんか?」と言いたいのを我慢しました。50% OFF、60% OFFのメーカーさん、何考えてるんでしょう? お小言聞くのは小売り店だけ・・・。こんなのアリでしょうか? そんなカーテン2度と売るもんか!


| 1 / 2 / 3 | 次のページ >>